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「加速する地球環境変化に対応する植物分子育種の重要性」 |
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かずさDNA研究所 副所長
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| 田畑 哲之(たばた さとし)氏 |
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ここ50年間に地球環境はドラスティックに変化してきているが、現在では食料・エネルギー・環境といった、それぞれが係わりあいさらに植物の働きである光合成と係わりが深い問題点を抱えている。これらの問題点を解決していくために植物の品種改良が必要である。 |
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植物の品種改良には遺伝子組み換えと交雑選抜育種があるが、それぞれ利点もあるが欠点も見受けられ、技術改良が必要である。近年のゲノム研究により遺伝子の働きとともに有用なDNAマーカーが見つけられてきており、これらのゲノム情報を育種にいかに利用していくか、またその技術を改善していくことが重要である。 |
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私たちの繁栄は育種技術を使って植物を改良してきた結果であり、こらからも繁栄を続けるためには植物の能力をさらに向上させることが必要である。地球環境の変化や人口増加等に追いつくためには、従来の育種を加速していく必要がある。植物分子育種技術が人類の未来を拓くとも言えるのではないか。 |
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「かずさ地球環境研究拠点と東京大学バイオーム構想」 |
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東京大学大学院 新領域創成化学研究科 環境システム学教授
かずさ地球環境研究拠点長
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| 影本 浩(かげもと ひろし)氏 |
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東京大学バイオーム構想とは、地球温暖化により予想される生態系への影響が顕在化する前に、あらかじめ予測し対応方策を考え実行するために、環境傾度バイオームを計画し、そのバイオーム内で観測を行っていくこと。 |
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英国では「エデン・プロジェクト」が、カナダでは「バイオドーム」といった類似施設が展開されているが、隔壁の有無が大きな違いである。 |
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環境傾度バイオームに対する要求仕様の中で、温度・湿度及び維持・運転費の部分について技術開発を行ってきている。 |
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かずさ地球環境研究拠点では、かずさDNA研究所と協力して、環境制御技術、バイオームを使って何ができ、発展系としてどのような応用が出来るかなどの研究を始めたところである。 |
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「次世代型植物工場を用いた医療用原材料・機能性食品の生産」 |
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千葉大学大学院 園芸学研究科 教授
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| 後藤 英司(ごとう えいじ)氏 |
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植物工場には太陽光併用型と完全制御型とがあるが、(1)周年生産と品質の均一性、(2)高品質、(3)無農薬、(4)高い生産性、(5)省資源、(6)好適作業環境などの農業上のメリットが多くある。 |
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完全制御型植物工場には、(1)環境が均一、(2)閉鎖性が高い、(3)環境ストレスを自由に付与できる、(4)自然界にない環境を創造できる、(5)スケールアップが容易であるなどの特徴があり、栽培する作物の生育ばかりでなく、作物体内での物質の生産などへの応用が可能となる。 |
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植物工場における植物の栽培技術と植物の遺伝子導入技術との融合により、医療用原材料などの有用物質を植物により生産する技術の開発を行うプロジェクト研究に現在取り組んでいる。 |
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「木質バイオマス活用と地球環境保全」 |
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王子製紙(株)森林資源研究所 上級研究員
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| 日尾野 隆(ひびの たかし)氏 |
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資源循環型モデルとして、(1)古紙回収・利用による紙のリサイクル、(2)廃棄物の有効利用によるエネルギーのリサイクル、(3)人口植林による森のリサイクルと植林によるCO2の固定によるリサイクルを考えているが、この中でも特に森のリサイクルに力を入れている。 |
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木質バイオマス量を増やす方法としてバイオテクノロジーを活用して、乾燥、塩害、酸性土壌といった環境ストレス耐性のユーカリの作出を行っているほか、ユーカリのゲノム解析をさらに進め、材質の制御・改良を行っているところである。 |
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森林資源循環型産業を目指し、(1)環境ストレス耐性の付与による森林面積の飛躍的拡大、(2)パルプ・材質の改良による材質・生産性の飛躍的向上、(3)工業原料への変換や高付加価値製品の生産による木質バイオマスの有効利用といった点について、研究開発を進めていきたい。 |
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| 「植物工場を活用した家畜用ワクチン生産レタスの開発」 |
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出光興産(株)中央研究所 研究員
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| 澤田 和敏(さわだ かずとし)氏 |
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ブタ浮腫病に対する新たな予防法の確立が急務となっているなか、局所免疫可能な経口ワクチンが有効と考え、閉鎖型植物工場で数多くの栽培実績があるなど多くのメリットが考えられたレタスを用い、浮腫病ワクチン生産レタスを開発することとなった。 |
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ブタ浮腫病ワクチン生産レタス開発の課題として、(1)ワクチンタンパク質の選定、(2)ワクチンタンパク質の高生産、(3)組換えレタス作出の高効率化が挙げられ、それぞれの課題について研究開発を行ってきた。 |
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研究開発を進めた結果3つの課題それぞれにおいて、有効性や効果の確認、形質転換系の作出の成功など成果が出てきているが、今後もより高い有効性、効果、効率が得られるよう検討を進めている。 |
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「完全制御型植物生産システムを用いた商業化実用モデル」 |
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(株)みらい 代表取締役
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| 嶋村 茂治(しまむら しげはる)氏 |
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植物工場でビジネスとして野菜の生産・販売を成功させるためには、ハードとソフトの融合は不可欠である。 |
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完全制御型植物工場の課題であるコスト高を解決するために、装置をはじめとしたシステム面と、最適な栽培方法を含むソフト面の開発を行ってきた。 |
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| 開発した完全制御型植物工場「GREEN ROOM」について。 |
| 特徴: |
システム面ばかりでなく生産された作物にも優位性がある。 |
| 生産: |
多量生産、安定生産、安全生産に特化した野菜栽培方式である。 |
| 野菜: |
トレーサビリティが明確、廃棄物が少ない、害虫クレームの回避などのメリットがあるほか、栄養面や食味もコントロールできる。 |
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本事業モデルでは、省エネルギー効果と環境負荷軽減を図ることができる。 |
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