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平成18年度 第1回
ちばバイオクラスター交流会の開催報告
●期 日:平成18年7月25日(火) 14:30〜18:30
●場 所:ホテルグリーンタワー幕張4階 ロイヤルクレッセント
●テーマ:超微量バイオ分子測定システムの開発とその応用
 
 今年度からスタートする、千葉大学、かずさDNA研究所を中心とする産学官連携による「地域新生コンソーシアム研究開発事業」について、コンソーシアム構成機関から御紹介をいただきました。
 今後2年間に、かずさ地域のゲノム資源の集積と千葉地域の医療関連技術を基に、従来より少量の試料により、格段に高い感度で生体内に存在するアレルギー、がんや循環器疾患などの病態マーカーたんぱく質を解析できる測定機器や測定チップ・キットの開発など、医薬・診断薬の開発の効率化に寄与する研究開発を実施します。
 会場には、40社・機関、91名の参加が得られ、取り組みに関する大きな期待が寄せられました。
講演
「超微量バイオ分子間相互作用測定システムの開発」プロジェクトの概要について
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小原 收 氏

(財)かずさDNA研究所ヒトゲノム応用研究部 部長

 
かずさDNA研究所ヒト遺伝子研究の成果と千葉県地域結集型共同研究事業の成果をどのように実用化に近づけるか
“コンテンツ”と“プラットフォーム”の融合
地域企業との連携
バイオ分子間相互作用リアルタイム解析法
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原田 慶恵 氏

(財)東京都医学研究機構東京都臨床医学総合研究所
1分子プロジェクトリーダー

 
分子間相互作用リアルタイム解析システムの特長について
PDMSチャンバー内に閉じこめた細胞を、市販の溶解液を用いてチャンバー内で溶解することができる。
微量な試料で複数の生体分子間の結合・解離過程を同時にリアルタイムで解析することができる。
抗原−抗体反応、タンパク質−DNA間や低分子化合物−タンパク質間の相互作用解析だけでなく、抗体を利用して生物試料抽出液中の特定タンパク質の濃度を結合速度から定量化できる。
Th1/Th2細胞分化とアレルギー性気道炎症の制御
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中山 俊憲 氏

千葉大学大学院医学研究院免疫発生学 教授

 
免疫系の司令塔であるCD4陽性T細胞の機能分化(Th1/Th2細胞分化)の制御機構に関する研究について
Th1/Th2細胞分化と老化による免疫能の低下との関係について
ヒト末梢血CD4T細胞Th1/Th2分化誘導系を用いた薬剤スクリーニングシステムについて
タンパク質のピンポイント標識とタンパク質機能解析への応用
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高木 広明 氏

(株)プロテイン・エクスプレス 副社長

 
タンパク質のピンポイント標識技術の原理とタンパク質機能解析への応用例について
1分子蛍光分析装置の生体分子相互作用解析への応用
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岡本 直明 氏

オリンパス(株)ライフサイエンスカンパニー
アプリサポートグループリーダー

 
1分子蛍光分析システムーMF20の特長について
ホモジニアスな状態で分子レベルの大きさ・状態の変化、数の変化、を測定できる。
生体分子間で相互作用を持つ分子の探索やスクリーニングに大変有用
循環器疾患マーカー探索の現況と展望
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塩島 一朗 氏

千葉大学大学院医学研究院心血管病態解析学講座 客員助教授

 
循環器疾患マーカーには大きくわけて、診断マーカー、重症度判定マーカー、発症予測マーカーの3つがある。
心筋壊死のマーカーはすでに何種類か存在する。一過性心筋虚血の診断のためのマーカーの開発が望まれる。
現在利用可能な発症予測マーカーは、炎症反応マーカーもしくは脂肪組織由来アディポカインであり、特異性にやや問題がある。
プロテオミクスを用いた新しい疾患マーカーの同定が試みられているが、これまで報告されたものの多くは血中に多量に存在する蛋白の分解産物であり、やはり特異性にやや問題がある。
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