新しい分野として病理検査機器の開発を始めています。昨年完成したばかりのものとして、自動固定包埋装置があります。これは、病理組織を顕微鏡観察用に処理する装置ですが、超音波技術を取り入れることにより、固定、脱水、脱アルコール、パラフィン浸透といった一連のプロセスを1時間で行える迅速処理の装置です。これにより病理検査を即日で行うことも可能になりました。
また現在、医科系大学と共同で、FISH(fluorescence in situ
hybridization、蛍光標識した遺伝子断片を使って染色体上の位置を検出する)法を利用して、乳がんの遺伝子診断を行う検査キットの開発を進めています。