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会員企業のご紹介〈有限会社トッケン〉
 有限会社トッケンは、科学研究機器とくにバイオ関連の研究機器の開発、製造、販売を行っています。1997年、特殊研究機器製作所として創業しました。翌年、同社を設立、千葉県の産業総合支援施設である東葛テクノプラザに入居し、事業を本格化させました。2005年からは現在地に移転しています。同社では常に研究者の立場に立った機器の開発を心がけています。
 ある時、東京理科大学の研究室を訪れた松江社長は、生体試料から核酸を抽出するのに学生が苦労しているという話を聞きました。
松江社長

松江登久代表取締役

SKミル当時、乳鉢と乳棒を使って凍結試料をすり潰していましたが、労力と時間がかかる上、試料の数だけ乳鉢と乳棒をそろえる必要があり、多数の試料を処理するのは面倒な作業でした。松江社長はその学生とともにアイデアを練り、使い捨てのサンプルチューブに入れた凍結試料をセットし、手で振るだけで試料の破砕ができる器具「SKミル」を開発しました。現在ではこの器具を改良し、破砕工程を電動で行える「オートミル」も販売しています。
 このように同社では、大学や公的研究機関等との共同研究による研究機器の開発を積極的に進め、商品化に成功しています。
顕微鏡用細胞培養システム設置例 主力商品の顕微鏡用細胞培養装置もその一つで、CO2インキュベーター(炭酸ガス培養装置)の機能を顕微鏡のステージ上で実現し、細胞を培養しながら長期間のタイムラプス撮影や視野を固定した特定細胞の追跡などができます。また、最近、東京理科大学発のベンチャー企業・株式会社日本ボロンと共同開発を進めている活性酸素測定装置は、口腔内より体内の活性酸素をすばやく測定できるので、健康状態や食品摂取後の変化の確認に役立つということです。
活性酸素測定装置 このほか、デジタルカメラで簡易にゲル撮影ができる装置やマクロプレートのウェル内のDNA溶液などを一度にコピーできる器具といった研究の現場に即したユニークな製品を多く開発しています。
 若く行動力溢れる松江社長のもと、同社ではバイオ関係の学会や国際的な展示会にも積極的に出展し、販売促進を図るとともに新しい機器開発につながる情報の収集に努めています。
 また、同社は研究者の要望に応じた特注の機器の製作も行っています。現在の機器に満足されていない方は、同社に問合せてみてはいかがでしょうか。
(取材日:2006年9月8日)
 
【有限会社トッケン】
千葉県柏市高田1416-2 高地ビル4F TEL:04-7142-3747 FAX: 04-7142-3748
E-mail:info@tokken.jp  URL: http://www.tokken.jp/
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