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会員企業のご紹介〈(株)天然素材探索研究所〉
 かずさ(クリエイション・コアかずさ内)に研究拠点「かずさバイオセンター」を置く、(株)天然素材探索研究所。医薬品・健康食品の開発支援を中心に特徴ある事業を展開しています。
 今回、本社(東京都港区)で、林社長と青山副社長にお話しを伺いました。
 
―特徴的な社名のいわれは何でしょうか?
 有用な物質を天然の素材から探索し、科学技術を駆使しヒトの健康に総合的に関わって行くという思いを込めています。また、ロゴであるScitexとは、「Sci」Science(科学)と「Tex」はTechnology(技術)を表し、「Scitex」で、高度な技術総合力と限りない可能性を表象しています。
 
―どのような事業を行っているのでしょうか?
 事業内容としては、(1)医薬品・健康食品の開発支援、(2)特定保健用食品取得のための各種試験コーディネート、(3)研究プロジェクト参画を中心に、DNA研究支援、研究施設設計などの事業を行っています。
 メーカーさまが開発されている素材について、有効性の探索を受託試験という形でサポートしています。また、公的機関・大学などの研究機関にテクニカル・スタッフを派遣していますが、共同研究の件数も年々増加しています。最近では、遺伝子導入マウスの開発について研究支援を開始し、系統の維持管理や疾患メカニズムの解明等に成果を得ています。
 設立より、売上高は堅調で、2005年度は1億7千万円でした。収益構造は、受託事業が6割、研究参画事業が3割、実験動物の資材販売事業が1割を占めます。
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(株)天然素材探索研究所

◇所在地

本社所在地

〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-18-19-1405
TEL.03-5425-1053(代)FAX.03-5425-1054

かずさバイオセンター

〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2-1-4
かずさアカデミアパーク 
クリエイション・コアかずさ
TEL.0438-20-5655 FAX.0438-20-5659
◇従業員数 15名
◇URL:http://www.scitex-mrc.co.jp

 
―かずさバイオセンターでの具体的な業務について教えてください。
 主にマウスやラットを用いて動物実験を実施しています。
 受託試験の依頼増加に伴い、2005年には、動物実験施設を当初の2倍の200平方メートルに増床しました。糖、脂質などの代謝試験、癌、疲労、ストレスや免疫などの生理学的試験に加え、最近では美肌、メラニンなどの皮膚に関する試験が多くなっています。2002年10月から現在までの受託件数は300件を超えました。
 また、遺伝子導入マウスの系統維持については、マウスの受託飼育および繁殖を主体としていますが、体外受精や精子の凍結などについても対応可能です。
 さらに、動物実験の出張サービスや投与、解剖などの実技講習会なども開催しています。
 
―最近のトピックスにはどのようなものがありますか? photo
 マウス用床敷専用シート「パルマス3000」「パルマスμ」の販売を開始しました。
 多層構造により、吸収した尿などの水分を速やかに乾燥させる、粉塵を取り込むなどの特徴を持つことから、7日間以上の使用でも木材チップに比較してアンモニアガスの発生を抑制し、清浄な飼育環境を維持することが出来ます。また、廃棄物の処理費用の節減にもつながることから公的機関や大学、製薬企業などの研究機関でお使いいただいています。市販価格は、定価700円/kgです。
   
―医薬を含め受託事業は競争が激しいのでが、生き残りの秘訣はありますか?
 受託事業では、基本の試験計画をメーカーさまの開発目的にあった内容に再構築し、素材のスクリーニング、機能性の評価、安全性など、いろいろな角度からアプローチが出来るようフレキシブルに対応させていただいています。一般的には、報告書の提出で試験が終了となることが多いと思いますが、当社では、データに基づくディスカッションや学術的な相談にも対応させていただいています。これまでに、大手の医薬品、食品メーカーさまからのリピートが非常に多いことは、当社の受託試験にたいするスタンスが競合他社とは大きく異なる点であると確信しておりますので、今後も強くアピールしていきたいと思っています。
 
―最後に、今後の企業展開についてお話しいただけますか?
 それぞれの事業についてサービス内容を充実させて行きたいと思います。
 特に、新規の遺伝子導入マウスの開発支援事業では、受託飼育や繁殖だけにとどまらず、受託試験を基盤とした評価試験への展開も検討しています。
 
 
 機能性食品の開発にも着手したいとのお話しを頂いております。御興味のある企業、大学、公的研究機関がありましたら、是非お問い合わせしてください。(取材日:2006年6月6日)
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